
園グッズを作るとき、まずはランチョンマットにチャレンジする人は多いでしょう。だって、四角い布ですから。簡単そう!でも、現実になると少し悩むことがあります。
1枚仕立てにするか。
それとも、表と裏で柄を変えて、リバーシブルにするか。
せっかく作るなら、2種類の生地を使いたい。
表と裏で雰囲気を変えたら、気分によって使い分けられる。
生地を2枚使うから、1枚よりもしっかりしそう。
私の子供が通っていた園では、リバーシブルが人気でした。ただ、私は一切そんなことを気にせず「一枚仕立て」のランチョンマットを子供に持たせていました。そして彼らは一度も、リバーシブルのランチョンマット作って!と言ってきたことはありません。
このランチョンマットを、実際に毎日使うのは誰なのか

ここで一度考えてみます。
子どもが給食の時間に広げて、食べ終わったら畳んで、袋に入れて持って帰る。
そして、また洗濯する。
子どもが自分で畳むなら
1枚の布と、2枚の布を重ねたもの。
同じ大きさでも、厚みが違います。
大人がきれいに畳むなら、それほど気になりませんが、小さな子供たちは、一枚仕立てで少しでも薄い方が、扱いが楽かもしれません。
乾きやすさ
そして、もうひとつ。
ランチョンマットは、かなり頻繁に洗います。
子供は気に入っているものは毎日それを持って行きます。洗濯して生乾きだろうがなんだろうが、子供にはそんなことお構いなしです。
リバーシブルは2枚の布が重なっているので、その分だけ乾きにくくなります。一方、一枚仕立ては比較的乾きやすいです。
もしリバーシブルを考えている場合は、オックスプリントなどの厚めの生地ではなく、ローンプリントなどの薄い生地を使用すると、さほど気にならなくなります。
作る側の視点から、考える

ここからは、作る側の視点から見てみましょう。
作りやすさは、リバーシブルが簡単
もしあなたがあまり洋裁になれていない初心者だったら、リバーシブルをおススメします。なぜなら、簡単で、見た目もきれいにできるからです。
一枚仕立てでは、どうしても「縫い目(ステッチ)」がそのまま見えてしまいますから、ミシンに慣れていない人が縫うとちょっとゆがんだだけでも気になってしまいます。
一方リバーシブルは、縫い目が見えないので多少ゆがんでいても、気にすることはありません。
1枚仕立ては、端をどう始末するかを考える
1枚仕立ての場合は、端の処理をきちんと考える必要があります。
一番簡単なのは、三つ折りにすること。端を縫えば終わりです。
もっと厚みをなくしたければ、「端処理ミシン」といった△に似たマークのステッチで生地の端を処理し、二つ折りにすることもできます。
「額縁仕立て」というのもあります。私は子供に作るには面倒なのでやりません。プレゼントや販売する方々はもちろんこの方法をとります。
きれいに失敗せずに作りたいなら、型紙を作った方が断然いい
ちなみに、園から「20×30cm」「25×35cm」など、微妙に違うサイズを指定されることがあります。
こういうとき、毎回そのサイズの型紙を探したり、紙に寸法を書いて作ったりするのは、地味に面倒です。そして自分で作ろうとしたときに「直角に線を引く」って、意外と難しいもの。
時期になると、この手の受注生産が多いのも納得です。みんな指定サイズに困っています。でも、園からしても、サイズがバラバラだと大変なんですよね。机からはみ出ていると、引っ張ってごはんをこぼしたりしてしまいますから。
私自身、この多様なランチョンマットサイズ問題に直面した一人です。もっと簡単に、キレイに作れたらいいのにな。そういった思いからPATTERN SAUCEというツールを作りました。必要な寸法を入力して、自分が必要なサイズの型紙を作ることができます。

「この園の指定サイズ、ちょっと特殊なんだよな」というときにも。
必要なものを、必要な大きさで。
そんなふうに型紙を作れるようにしています。
一枚仕立てがいいときは、縫い代を2cmで。リバーシブルは1cm。型紙を出して、あとは作り方をYoutubeで見れば、あっというまに完成です。


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