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@通信教育私のノート
文化服装学院の通信講座に申し込んだ私。
始めの課題は、
自身の体型に基づく「原型の作図」。
作図ポイントは、
「細く、濃く、美しい線を描くこと」だったらしい。
だったらしい、とい表現になったのは、今では信じられないかもしれないが、
何も知らなかった私は、型紙はきれいな線で描くもの、ということも知らなかった。
そう、わたしの型紙イメージは、
デッサン風
・・・
戸惑わないで、続きを読んでほしい。
おばあちゃん先生(師匠)の型紙
言い訳にしかならないが、以前おばあちゃん先生の洋裁教室に行っていた。今でも、もちろん師匠である。
ところが、師匠の型紙は非常に珍しい?ようだったというのが、その後にわかった(でも、技術はすごい持ち主の師匠)。
師匠は、新聞紙に赤青えんぴつで型紙を引くスタイルだった。
今ではビックリするかもしれないが、何も知らない、生まれたてのヒヨコが、初めて見たものを親だと思うくらいの私にとっては、これがすべてだった。(師匠だから何度も言うが、やり方はどうであれ、技術はすごい人。)
赤青えんぴつでデッサン風の型紙
そこでは、デッサン風→イメージはシャッシャッと線を重ねるようにして描いているあのイメージだ。
洋裁で使う、数字の9だか6だかに見えるあんな定規はいらない。すべて、師匠の感覚で線は引かれていくのだ。まさに職人である。
そのスタイルで、地元ではフルオーダーメイドから着物リメイクから、洋裁教室やら、すべてこなしている凄腕の師匠。
そんな師匠を見て育ってきた私が、師匠とは別の場所で、文化服装学院の通信教育を受けてはじめて自分でパターンを引いた。
さすがにデッサン風にはかかなかったが、とにかく太い線だったと記憶している。
初コメント「線が太い!」
原型の作図を提出した際に書き込まれていたのが、
「線が太い!」だった。
提出ノートにも書かれていた(どんだけ太かったのか…)
そのときはじめて「作図ってこれじゃダメなのか」と思った。
それほど私は初心者だったし、何も知らないまま提出できるくらい無知だった。
しかし、通信の先生は良い方で、80点台だったと記憶している。今思うと、よくあの原型パターンでこんな点数を出してくれたと思う。ありがとう先生。
作図に苦戦する私が出会った本「夢を叶える パリのタイユール」
私がまだ作図に慣れていないころ、ある本に出会った。
それまでは、正直作図の線に対してそこまで意識をしておらず、指導していただいた先生の言葉さえ、あまりピンと来ていなかった。(まだそんなレベル)
きれいに描けばいいのかな?そんな程度でしか思っていなかった。(先生ごめんなさい)
そんな私が、あるとき「夢を叶える パリのタイユール」という本と出会ったのだ。
著書は鈴木健次郎さん。

本の表紙
夢を叶える パリのタイユール
万来舎/鈴木健次郎著 1,870円(税込)
パリのテーラーも”ラインの美しさ”を意識していた
さて、彼が学生の頃に、メンズファッション専門学校の吉田先生から教わったことがあると著書で紹介している。それは、
「ラインを美しく描く、何度も書き直さず一気に描くこと」だったそうだ。
これを読んだ瞬間、私はハッとさせられた。
こんなすごい方が、線を美しくきれいに描くことは大切だと言っているのに、私はどうして意識をしなかったんだろう。
通信の先生だって、始めに言ってくださった言葉だった。
どうしてこの重要さに気づかなかったのだろう、と。
今となっては美しく線を描くことは大切で当たり前だが、当時の私は忘れ物を思い出したときのような感覚だった。
忘れ物に気付くまでかなり時間がかかった。(いや、忘れ物だと思っていなかったことが原因だったと思う。)
それからというもの、線を美しく描くことを意識することで、線を引くのが格段に上手になった。
そして、それ以降は通信の先生に注意されることもなくなった。それとは反対に、作図はきれいにかけていますという言葉をよくもらうほどになったのだ。
それにしても、カーブをまっすぐな定規できれいに線が描ける人を見ると、量をこなした人に見えるのは、私だけだろうか。
夢を叶える パリのタイユール

万来舎/鈴木健次郎著
1,870円(税込)
他にも通信教育についての記事はこちら(通信教育をサクサクすすめるコツ/課題のデザイン決め)
2026/2/25 追記・編集



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