独学でパターンメーキング検定-「ドタバタ体験記」実技編②

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PM検定体験記③
PM検定体験記③

※はじめに※

初めて受験をしたこの年、私は残念ながら合格することはできなかった。こんな人もいるのだから、私もやってみようかな、そう思って読み進めていただけると嬉しい限りだ。(ちなみにその後再受験し、無事合格した。)

前回(体験記①「独学でパターンメーキング検定を受験する」)

私が受験を決意したのは、なんと試験日の3週間前。さて、独学でどうやって試験本番を迎えたらいいのだろうと、焦りばかりの日々が続くが…。私が独学で始めた勉強方法とは。

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とりあえず本を漁る

とにかく本で調べよう!私は急いで本屋へ行き、Amazonでも調べた。

まずわかったことというのが、

「ドレーピングの本が少ない」ということだ。

そもそも専門書なので、小さな本屋ではほとんど扱っていない。大きな本屋さんに行き、やっと見つけることができたのが

「ドレーピング完全講習本」

「パターンメーキング技術検定試験2級ガイドブック」の2冊だった。

Karolyn Kiiselさんの「ドレーピング完全講習本」解説記事はこちら

私はこの2冊の本を読みながらドレーピングを試みた。写真はたくさん載っていて、参考にできる内容も多々あるが、動きがまるでわからなかった。

Youtube動画で調べるも・・・

ドレーピングは、本では限界があるか?そう思った私はyoutubeでも調べた。

当時の日本(といってもたった数年前)では、「ドレーピング」でYoutube動画を調べてもなかなか思うような動画がなかった。そもそも日本では、平面製図でパターンを作る人が多いようだ。

本当にこんな状況で出来るのだろうか…

ただただ不安と焦りだけがつのったが、時間のない中ではそんなことを考えている余裕さえなかった。今度はドレーピングを英語表記「Draping」で調べてみた。

すると、それらしき動画がたくさん出てきた!しかし残念なことに、ジャケットのドレーピングをしている動画は、これまたほとんど見当たらない…。

ドレーピングは、そんなに閉ざされた世界なのだろうか・・・?

いろんな動画に飛んでは調べ飛んでは調べ、何語かわからない動画ばかりがヒットしたが、言葉の好き嫌いをしている暇はなかった。

そして、ようやくある動画を発見した。その動画は、

Elena Ryleevaさん」

というモデリストさんが、Drapingを紹介しているものだった。さらに幸運なことに、念願のジャケットドレーピングの動画だった。

発見した私は、藁にもすがる思いで、この動画と、入手した本2冊を片手に、私の特訓がスタートしたのだ。

練習する前から、壁にぶつかる

まず私は、生地屋さんで布を大量に買い込んで帰った。

やっと練習できる!そう思ったのもつかの間、ドレーピングというのは、始めに地の目を通さなくてはいけないようだ

縦横の糸が織りあって生地になるが(布帛)、地の目は糸の方向を決めるもので、基本的には縦地を地の目にすることが多い。

この地の目が歪んでいては、パターン自体が歪む原因になるし、そもそもキレイなトワルが完成しない。地の目はアイロンで歪みを取る必要がある。

一回の練習で、2m程の生地をアイロンがけするが、慣れない私にとってはこれが苦痛だった。何が苦痛かって、地の目の通し方がわからなかったからだ。

当時はだれも頼る人がいなかったので、本とネットを頼りに地の目を何とか通していたのを覚えている。きっと今見れば、地の目は通っていなかっただろう。

(いろんな地の目の通し方があるかと思うが、今私がやっている方法は、この試験から2年後に知り合った先生に教えてもらった。結構、目からうろこだった。)

ドレーピングの練習をするだけというのに、こうも足止めをくらうとは。時間がない中で、さらに時間は過ぎていった。

地の目を通したら、今度は本と動画をひたすら見ながらDrapingを「見よう見まね」でやった。

私に与えられた期間は3週間。(もとっくに切っている…)

当時子供も幼児だったのもあり、家事育児をしながらの練習だった。一日のうちまとまった時間ではない。私は、隙間時間を見つけてはすべて練習時間にあてた。

背中が壊れる

腰痛

急に3週間の猛特訓を始めて、普段使い慣れていない筋肉を使ったのだろう、しばらくして突如、私の背中が痛み始めた。

私は練習のせいだとは気づかず、何かの病気にかかってしまったのかと思っていた。ただ、時間がないので病院に行くのは後回しにし、痛みをこらえながら練習の日々が続いた。

(後日、試験が終わったら治ってしまった。…そこで短期間の猛練習のせいなのだと判明した。みんなも急な長時間の作業は気を付けよう。)

いよいよ試験…

今思い出しても、ドタバタの日だったのを覚えている。

筆記試験での体験記はこちら→(体験記④会場を間違えるアクシデントから合格までの奇跡

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